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第82号「テンダー上部及び他組立」 [基本製作]

よいよ、テンダーも今回でほぼ組立が完了です。(連結器等は一番最後かな?)
テンダーの上板を載せて、細々した部分を追加していきますが、今回は殆ど写真がありません
ご了承下さい。(説明も要らないと言う感じですが)

・ドローバー・ピンの取付
冊子の通りに取付けていきますが、ピンの塗装は行わない方が良いかも知れません。C62の
経験から言うと、塗装してしまうと受けの穴径がピッタリなので塗膜の厚みで穴に入らず
結局塗装を全て剥がすことになりました。

・中間緩衝器,連結器座の取付
冊子の通りですね、ここはそのまま付けちゃって良いと思います。でも、そのままのビスで
付けるのも何なので珊瑚模型の六角ビスで取付てみました。
DSC00323.jpg
DSC00324.jpg
また後部の方は改造するつもりです。C62でもこの部分は新たに可動タイプの物が販売されて
ましたし、今回は自分なりにトライしてみたいところです。

・テンダー上板の取付
さて、問題の上板です。既に私設掲示板等でも話題になっていますが、前側の両サイドの切り
欠き一体何を意味しているのか全く判りません、多分100号で付いてくるダミーの石炭が手前
に傾かないように前方に支柱を立てるためなのかぐらいしか想像できません。
DSC00322.jpg
別売の石炭を購入された方はこの穴を塞がないと石炭が内側に溢れてしまいますから、穴を塞ぐ
しか無さそうです。
DeAGOから正式にこの部分の説明があるのかは全く不明ですが、ちゃんと説明が欲しい所
です。

・ブレーキ・ホースの取付
ここも冊子の通り取付ればOKですが、当然ながら自分は珊瑚模型製の物に交換予定です。

・ようやく塗装
細々した部分は後付けにしているので、塗り残しは少なくなっていると思います、とは言え
若干は塗り残しは出るかと思いますので、こまめにタッチアップを行って下さい。
また、取付けていないパーツも、このタイミングで個別塗装してしまいましょう。

・事前に取付を遅らせたパーツを最終的に取付る
74号の取水コックハンドル組立、水位計、歩み板組立、前回の作業での81号の給水口のふたを
この段階で取付ます。
既に塗装済みですから、接着面となる部分の塗装はカッター等で剥がしてから接着作業を行う
ようにして下さい。

これで、まだ一部のパーツが付いてはいないものの(連結器やナンバー・プレートなど)テン
ダーの組立は完了しました、残すは次号からの飾り台の組立に入ります。
で、この飾り台ですが、同じ作業が続くため、他の号と同じに取り纏めての作業の方が効率が
良いのと、最終的な収まりが良いので、86 85号までのパーツが揃ってから飾り台
のフレームの組立を行いますので、87号 次回配本まで作業はお預けと言う事にします。
また、飾り台の天板等の組立も号が分かれている場合は同様な形での作業となりますから、予め
ご承知下さい。

〓 予定修正 2013-8-15 〓
天板は86号に纏めて来ることが判りましたので、台座組立として纏めて製作することになり
ました。よって、次週の組立ではなくその次の配本を待つ事としました。

そして・・・・・・飾り台に手をかけると言う事は、そろそろ読者プレゼントの飾り台のアク
リルケースも届くかと思います(?)、このケースがちょっと剛性が無くフニャフニャなので
(C62経験上の話です)その対処方法も追って書いて行きたいと思います。

能書きばかりの号となってしましましたが、作業も終了しましたので

本日、これにて休工。
残暑厳しくなっております、お体をご自愛下さい。

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第80,81号「テンダー後部組立」 [基本製作]

ヤボ用で先週投稿予定だった物が今日になってしまいました。投稿が送れましたことお詫び
致します。
さて、今日は80,81号の組立となりますが、いつもの通りポイントを押さえた追加説明をして
いきます。

・解放テコの組立
冊子の通り組立れば良いのですが、なにせ解放テコ受けの取付の角穴が大きいため取付が安定
しません、ちょっと取付には苦労します。
また、上記の通り角穴がかなり大きいため写真のように、めい一杯寄せると隙間が空いてしまい
見た目も良くありません。
DSC00312.jpg
穴を隠す方向いっぱいに寄せて取付けた方が良いようです。
穴を隠す方向に寄せて取付ると解放テコの左右の遊びが増えますが、年がら年中動かす訳でも
無いので良しとしました。
接着はテコの裏側に接着剤をチョン付けしてまずは位置決めして、裏側から角穴に再度接着剤を
足し込む感じが良いかと思います。

・はしごの取付
ここは高さを揃えるのがポイントとなります。でも、如何にして高さを揃えるのが結構手間な
事も事実です。
何らかの治具を・・・・と言う事で使ったのが、今号の解放テコ受けやランプ受けが入って
いたケース、これを上手く利用すれば何とかなりそうです。
DSC00313.jpg
DSC00314.jpg写真の通り、解放てこが入っていた部分をハサミ
で切り出してハシゴの間に挟み込んで高さと
傾きを調整します。
高さと傾きの調整が出来たのならば裏側から
接着剤を流し込んで固定すれば取付が完了
します。

なお、左側の3段あるハシゴですが実機では
下側2段の右側には縦にもステーが走っています。
今後この部分は追加していくことにします。
DSC08333.jpg

・ランプ掛けの取付
ランプ掛けは冊子の通りに取り付ければ良いですが、テンダー上部のランプ掛けについては
号機によってテンダー後部のライトの取付け方法でランプ掛けの有無がありますから、素組の
方はそのままで構いませんが、リアル改造を目指している方は、実機を確認してから取付の
有無を決めて下さい。
実際D51200のテンダー後部ライトは自分の模型のフロントに付けているシールドビームの様な
形のライトが付いていてランプ掛けがあると思うように取付る事が出来ませんから注意が必要
です。
19_large.jpg
                 出展:EHF氏撮影写真

・給水口ふたの組立
取っ手をふたに取付けますが、1mm弱の隙間が空きます。これは隙間が空いて正解なのですが
この部分も取っ手が傾くと見た目も良くありませんから写真のような感じで取付ます。
ちなみに自分の場合は1mm間を開けています。
DSC00315.jpg

・給水口の取付
ふたの準備も出来たので冊子通りに組むならば給水口に取付るべきなのですが、取付てしまうと
塗装時に塗り残しが出てしまうので、ふたの取付は塗装後としますから、ふたを取付ずに
テンダー上後部に給水口を取付ます。

・手すりの取付
ここも冊子の通りに組めば良いのですが、手すりを「垂直に」とありますがこれが微妙です。
何か良い物が無いかと思ったら、炭庫仕切り板を上手く使う事で垂直が出せます。
写真のような形に手すりにあてがい垂直を出します。
DSC00316.jpg

・テンダー上後板、炭庫仕切り板の取付
ここは説明無しでもOKですね、簡単に取付られると思います。

これで今回の組立が完了しました。結構高さや傾き等を注意する必要があった号だったかと
思います。
でも、ここをシッカリ組む組まないと仕上がり具合が大きく変わってきますから面倒がらずに
組んで、あとあと後悔無いようにしたいところです。
で、82号を待ってテンダーの塗装となりますので、テンダーも後もうちょっとで完成となり
ます。

と、言う事で作業が完了しましたので
本日、これにて休工。

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第79号「ブレーキシリンダー他の取付」(底板逆取付対策) [基本製作]

題名こそ基本製作編の79号製作についてですが、私設掲示板に既にブライトさんから投稿の
とおりにブレーキシリンダーの取付位置が逆である事が判明しました。
79号の基本組立の説明と問題に関わる対処方法を書いていきます。

・確かに裏返しだ
ブライトさんからの情報で、テンダー底板のブレーキシリンダー取付用の穴が正規の位置に
無いと言う報告です。
確かに手ブレーキの穴位置とシリンダー取付用の穴位置は台枠を挟んで反対側です。
DSC09932a.jpg
手ブレーキからのシャフトはブレーキシリンダーのアームにストレートに続されていますから
台枠を跨いでの取付は有り得ません。
手ブレーキの位置は非公式面側なので合っていますから、明らかにブレーキシリンダーの位置が
おかしいことになります。
果たしてDeAGOは本件判っていたのでしょうか、自分は何となくブライトさんの報告が上がる
まで判っていなかったのではと推測します。(確信犯なら最低ですね)

・対処方法
底板はブレーキシリンダー取付用の穴を除き上下対象です。よって前後は替えずに上下を裏返
しで使えば穴加工等をせずに対処出来そうです。写真の状態にして使用するのが正解となり
ます。
DSC09931a.jpg
とは言え、これまで組んだ部分をバラバラにしないと逆に出来ないと言うのが痛いですね・・・・・
素組でドリル等の工具を手持ちが無い方は、この方法による対応しかありませんから、止む無し
と言う所でしょうか。それにしてもかなりの号の手戻りは痛いです。

・組直した底板
見ての通りの形になります。ビスが所々止めていませんが、ここまでバラしたのでついでに
底板の丸み改造を行おうと言うことで、作業を省略していますので、ご了承下さい。
DSC00298.jpg
正規に組むとこんな感じですが、何処かシックリいきません何故なのか・・・・このあと
ご紹介して、いきますね。

・ブレーキシリンダーの組立
ここからが79号の作業となります。冊子では底板に取付ちゃっていますが、取付ずに自分の
場合は組立てしまいます。
(バリ取りしていませんが、気になるなら組立前に処理しておきましょう)
写真の形に組立ますが、シリンダーに差し込む方の穴は角穴になっているので、パーツの取り
間違いさえ無ければ、写真のように組めると思います。
なお、②③のアームが底板に対して水平になるように固定するのと、ブレーキ調整ロッドで
ある④の向きを注意して下さい。
DSC00300.jpg
組立後には塗装を行っておきます。
なお、D51ではブレーキシリンダーのパーツは自分で組む形になっていますが、C62では組ま
れた状態でのパーツ支給でした、もしC62同様に組まれていたなら、問題はさらに悪化していた
事になります。

・ブレーキシリンダーの取付
取付は冊子の通り内側からビス2本で止める形になりますが、写真のような向きで取付て下
さい。
DSC00301.jpg
で、先の部分の説明で「シックリいかない」の理由ですが、手ブレーキの位置とシリンダー
からのアームの手ブレーキが継がるロッドの相対位置が良くないのです。
(ロッドの位置を赤線で表示してみましたがズレています)
また各台車へ向かうメインロッドも台車の中央ピンの位置にありますから、この点からも位置
的に、おかしいと言う事も判ります。
素組での組立のみならば、このままで良しとしますが、ブレーキを全体を追加改造するならば
シリンダー位置は要調整
になるかと思います。(いずれにせよ一筋縄ではありませんね)

・ステップの取付
冊子の通りに取付てOKです。

これでブレーキシリンダーも正規の位置(と言っても完全ではありませんが)に取付た79号の
組立が完了しました。
それにしても、DeAGOはこの問題どの様に処理するのでしょうかね・・・・見物です。

と、言う事で緊急対策作業+基本組立作業も完了したと言うことで。
本日、これにて休工。

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第75~78号「テンダー台車組立」 [基本製作]

4週分のパーツが揃いましたので、まとめてテンダー台車の組立を行います。
なお塗装を考慮して作業を進める関係で冊子と異なる順序となっています。個々の作業は冊子
通りの作業説明をご覧いただきながら、以下の補足を及び順序に従い作業を進めて下さい。

・バネ回りの組立
パーツは75,76号をごちゃ混ぜにしても問題ありませんから、まとめて作業を進めます。
担いバネにバネ吊りを取付る際に注意すべき点は、バネ吊りを押さえながら担いバネに密着
させるだけで無く、バネ吊りが垂直に担いバネから延びているかと言うことが重要です。
何故ならばバネ吊り受けには何ら位置決めやバネ吊りを受けるような穴が無く、単に形として
バネ吊りの形をした棒が下に延びているだけですから、綺麗に見せるためにもこの部分は注意
して作業を進めて下さい。
DSC00278.jpg

・バネ吊り受けの取付
組み上げた担いバネ一つを利用してバネ吊り受けを取付ます。順序的には担いバネの取付なの
ですが、先の作業上具合が悪いので順序を入れ替えます。
さて担いバネですが、瞬間接着剤では無く、両面テープを裏側に貼って取外せるようにして
おきます。
担いバネの仮取付は冊子の通りに台枠と水平を取りながら取付けて、それから本命のバネ吊り
受けを取付ます。
さて、取付位置ですが端の部分はリベットの相対位置を合わせると言う方法で何とかなります
が反対側は単に下側の端面を合わせると言う余りにもアバウトです。
この部分ですが写真のように位置する感じです脇のバネ吊り受けの円状の部分を台枠のリベット
(丸部分)に当てて下側を合わせる感じで良いようです。
DSC00279.jpg

・軸箱の取付
77号のブッシュをガイドとして利用して台枠に軸箱を取付けていきます。この際ブッシュは
台枠に接着しないで下さい。(無用な部分まで塗装されてしまいます)
ブッシュをガイドとして軸箱を77号の冊子の説明に従い取付けていきます。ここの接着は瞬間
接着剤を指定していますが、嫌気性接着剤があるならばそちらをお勧めします(自分は嫌気性
接着剤です)組立のポイントとして写真のラインを平行にするようにして下さい。
DSC00280.jpg

・排障器の取付
78号の排障器の取付を行います。この部分は冊子の通りに行えば良いでしょう。

・塗装前のマスキング作業
やっとこれで部分組立が完了し塗装作業に移行する訳ですが、唯一ここで注意しなくてはいけ
ないのが車輪へのマスキングです。
車輪のレールと接する面へのマスキングは既にご紹介済みですが、ここの車輪ではブッシュに
接する車輪の軸は塗装されたくないのでブッシュが嵌まる部分をマスキングしておいた上で
塗装を行う事にします。
このマスキングは本来、65,66号の従台車組立でご紹介すべきだったのですが、忘れており
ましたスミマセン。m(_ _)m
DSC00281.jpg
また、担いバネや台枠も写真の感じでマスキングテープを貼ってマスキングしておきます。
DSC00283.jpg
DSC00282.jpg

・塗装作業
これで塗装の準備が整いましたので、組立途中のパーツ及び未だ組付ていないパーツ全てを
この段階で塗装します。

・担いバネの取付
やっとこの段階で担いバネを取付ます。塗装前に行ったマスキングは剥がし忘れないようにして
冊子の説明に従い取付ていきます。

・ブッシュの取付
台枠にブッシュを取付けますが、接着剤は僅かで構いません、あくまでも車輪を台枠に組付る
際にブッシュが脱落するのを抑えるために行っています。

・台車横枠の組付
これも冊子に従って取付れば良いのですが、横枠のビス穴にビスが入りづらい所がありました
から、出来れば組付る前に一旦ネジ通しをしてビスが軽く入ることを確認してからこの作業は
行った方が良いかも知れません。
またビスは一気に付けた順にシッカリ締めるのでは無く、緩めに取付てから全てのビスが付け
終わってから本締めするようにして下さい。
〓 注意 〓
台枠のビス穴がある部分ですが台枠と一体のダイキャストでは無く、取付部分のパーツを接着
した物です、フレームの歪みを補正をしようとしたら、簡単に取れて仕舞いました。
なので、余り無理な力をかけないようにして下さい。
DSC00284.jpg

・横はりの取付
台車組立の最後の作業です。横はりを冊子に従い取付て台車自体は完成です。

・テンダーに取付る
今回の号の組立以降では再度台車を取り外すことになりますから、あくまでも仮取付と言う意味
での作業である事はご承知下さい。
組上った台車をセンターピンとワッシャーでテンダー底に取付ます。この時排障器がある方の
台車はテンダー後方で排障器はテンダー後部側に向けて取付て完了です。

さて今回の組立ですが、当然ながら担いバネは作り直す予定でいる他、バネ吊り回りも非常に
お粗末な作りです。
この部分は追って改造予定ですので、まとまり次第にこのblogでご紹介したいと思います。

また、配本済みである79号は次回以降で作業することにします。

と、言う事で作業が全て終了しましたので
本日、これにて休工。

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第73,74号「テンダー前側組立」 [基本製作]

今回の組立で一旦テンダー本体の組立が完了します。ドライバー1本で組立が完了する作業
で冊子通りに組めば殆どOKですから、今回もまた注意すべき点のみを書いていきますので
ご了承下さい。

・73号を組立る
73号は全くと言うほど説明が要らないくらい冊子通りに組めば良い号となっています。
ドライバーでのビス止め作業は、さもすると冊子を見ずに組んでも出来る感じですので
今回は省略します。

・石炭取り出し口戸の接着
と、言っても注意すべき点はある訳で、接着作業は他の作業との取り合いを見ながら進めて
いきます。
③石炭取り出し口Aに⑤石炭取り出し口戸を接着する際には⑥ハンドルが取付られるように
穴位置を注意して作業を進めて下さい。
自分の場合は戸を出し口の下側に突き合わせる感じでピッタリ合っていましたが、接着前に
穴位置の確認は必須です。

・ハンドルの取付
冊子では「背面に2mmほど・・・」と書かれているものの、2つ有るハンドルの高さがバラ
バラでは折角長さを気にしても意味が無くなってしまいます。
いつもの事ですが、ここは高さを揃えるためにハンドルと戸の間に爪楊枝を挟み込んで高さを
揃えることにします。
DSC00198.jpg
ここまでで73号が組上がりました、組上げた73号の組立はテンダーへと組付ていくことに
なりますが、直ぐさま組付る訳ではありませんから、注意して下さい。
また素の状態で組まれるのであれば、この段階で塗装を行って下さい。74号やそれ以降の
組立が終わってから塗装を行おうとすると、塗装残し(特に④石炭取り出し口Bの裏側)が
出ます。

・74号の取水コックの取付
冊子の通り前妻のビスを外さないと取付が出来ませんから無理矢理押し込まないようにして
下さい。
取水コックを取付るために前妻を動かしますが前妻を持ち上げるのでは無く、内側に押して
コックのボスを嵌め込む感じで取付ます。
左側には⑥手ブレーキ下部も付きますから、ビスを取り付け直すのはこれを付けてからと
なります。
また取付る際に接着剤は必要ありません、嵌め込んだ後に指でパーツを押さえて裏側から
瞬間接着剤で固定します。

・取水コックハンドル
組立は冊子の通りですが、この部分も全てを組んだ後では塗装残しが出ますから、軸と
ハンドルを組んだ段階で塗装をかけておきます。
塗装後も取付けずにしておいて、テンダー本体を塗装してから取付た方が綺麗に仕上がる
かと思いますので一番最後に取付ます。故にパーツは無くさないように保管して下さい。

・取水コックハンドルの取付
ここも冊子通りではありますが、接着剤はテンダーと接する面では無く指でパーツを押さえ
て裏側から瞬間接着剤を流し込む感じで接着した方が良いです。

・歩み板について
模型ではコックハンドルから延びる軸を避けるように手前で止まっていますが実機はテン
ダーの前妻に接する形で付いていますから、この部分を再現したいのであれば、上記の
取水コックハンドルは、この改造を終えた後で無いと取付る事が出来ません。
(写真はD51516の取水コックの歩み板付近の写真です)
DSC09603.jpg
DSC09604.jpg
また74号のステップ・バイ・ステップ(実機D51に学ぶ)の写真も良く見ると、取水コック
ハンドルの軸が歩み板を貫通しています。

・73号での前妻組立を取付る
結構ピッタリの大きさになって居るので組み込みがキツく感じるかと思います。どうして
も入らないようであるならば、側面を止めているビスを緩めて前妻部を嵌め込んだ後に
緩めたビスを締め直す、と言った方法で取付けて下さい。

・歩み板の取付
一旦組付けを行いますが、組付後に②歩み板支えの前妻に止めているビスを外して歩み板
組立として取外します。
と言うのも歩み板を付けるとどうしても歩み板の下に位置する部分は塗装時に間違いなく
塗り残しとなります。
なので、テンダーには取付ずにしておいて塗装後に取付直すことにします。

・テンダーの塗装はいつ?
正直、先の工程が見えません。(80号以降である事は間違いない)テンダーの上板関連の
パーツがどのタイミングなのか判らないのですが、上板関連のパーツを組付てからと
なるかと思います。
現状で塗装してもテンダー後部の上板等を取付る際に間違いなくテンダー内壁が傷だらけ
になり、再塗装は避けられそうもありません。


今回の号は塗装を考慮しての作業が多かった号かと思います。しかし綺麗に組みたい
のであるなら、こう言った手間を惜しむこと無く進めて行って満足のいく、D51に
仕上げたいものです。

で、75号ですが、この号も単独で組むのでは無く、DeAGOのHPからのパーツ情報から
78号を待たないと台車として組み上げることが出来そうもありません。
(78号で横梁が来ますから、それを待たないと台車枠自体も、まだバラバラのはずです)
よって初回から定期購読されている方は79号まで待つこととなり、4週ほど基本製作は
空くことになりますので、予めご了承下さい。

作業も完了しましたので
本日、これにて休工。

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第71,72号「テンダー側面組立」 [基本製作]

今回の作業でテンダーの側面の側の組立が完了し、テンダーとしての台車を除く基本部分が
完成します。
今回も冊子の通りに組立れば良い内容なので簡単な内容となってしますが、ご了承下さい。

・テンダージョイントの取付
冊子にもありますが、向きやパーツの取り違えには注意して作業して下さい。
ビス止めの際には写真のように穴位置がずれないように②テンダー本体左と⑤テンダー
ジョイントBの組立には爪楊枝を穴に差し込んでおくと良いでしょう。反対側は、角穴の
位置を確認しながら取付る事にします。
  ※本体左側の3つの穴は今後ステップを取付るための穴なのでズレが生じると
   この部分の組立直しとなります、テンダー上部のふちも今回の組立で取付ます
   から、それも剥がす羽目になります、まあドリルで開け直すという手もあり
   ますが、出来れば手戻りはしたく有りませんから・・・
DSC00168.jpg

・テンダー本体を底板に取付る
この取付の際、ビスは緩めにしておいて下さい。本数が多いのでビスは止めずらかったり
するのと、他のパーツのと接合具合を調整するためにも、緩めに止めておくことをお勧め
します。

・テンダー後部の取付
注意すべき点は側面との突き合わせの部分を密着させることです、お互いのパーツを接合面に
寄せる感じで固定してください。

・ビスを本締めする
底板を止めているビスはこの段階で本締めとします。本数が多いですから締め忘れに注意して
下さい。

これで、テンダーの前側以外の基本部分が組み終わりました・・・・・・

・どこがテンダー下部の丸みだって?
ここで愚痴となってしまいます^^;冊子ではD51の溶接によるテンダーの作り込みに関わる
記述があるものの、そのR部分(丸みを帯びた部分)って何処なの?と、聞きたくなります。
「まさか底板取付用の折り曲げ部分のことを言っているじゃ無いだろうね」と思っています。
実機の写真の通り確かにテンダーのフレームに本体が乗っていて底の部分の角は丸くなって
います。模型で言えば底板の角の部分がRの部分となります。
DSC08335.jpg
よってテンダーの底板に接する折り曲げのR部分はパテで埋めて、新たに底板のふちにRを
付ける加工を行うことにします。

・テンダーふちの取付
まずは71号のテンダーふちを取付ますが、出来れば嫌気性接着剤を使いたいところです。
組立に際して必ず位置合わせをしてどの様にすればピッタリとした位置に納まるのかを確認
してから作業するようにして下さい。接着後はクリップでふちを押さえて固定します。
DSC00174.jpg
次は72号の③ふちCと④Dを上記と同様な方法で固定していきます。
DSC00175.jpg
ふちAとふちBもこの後に取付ていきますが取付具合を確認してから取付て下さい。自分の
D51はふちAが僅か大きいようでヤスリで丈を調整しました。

これで71,72号の組立が終了しました。引き続き73号と行きたいところではありますが
73号はテンダーに組付るまでの作業に至っていないため、74号を待っての組立とします
ので今回の作業はこれで終了です。
先に進みたいところはありますが、何がこの先有るか判りませんので・・・・・・

と、言う訳ですので
本日、これにて休工。

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第70号「テンダー底部組立2」 [基本製作]

前回の基本製作に引き続きテンダー底部の組立を行います、この底部も今回の号で完了します
ので簡単な内容となってしますが、ご了承下さい。

・テンダー・フレームの取付
前回の69号の作業と同じです、ここは問題ないかと思います。

・テンダー・リアビームの取付
テンダー前デッキと同様に底板と台枠の間に挟む混む形で前方から差し込む感じで取付
ます。
突き当たる所まで押し込んで下さい、ここはメンバー用ビスを止める指示となっていま
すがメンバーは塗装後に取付るので、メンバー用以外のビス穴を利用してリアビームを
仮止めします。

ここまでで、こんな感じになったかと思います。
DSC00113.jpg

・塗装作業
この段階で塗装を行う事にします。また、まだ取付ていないメンバーも併せて塗装します。
なお塗装ですがパーツが付いている面のみ塗装します、裏側は塗装する必要はありません。

・メンバーを取付て作業完了
塗装を終えたメンバーをテンダーに取付て作業完了です。また、仮止めに使用したリアビー
ムのビスを取外しておきます。
DSC00119.jpg

テンダー底部の組立はこれで完了しました。この後の71号の組立と進みたいのですが
またもや中途半端。
71号だけ組んでも意味無いので、次の72,73号を待っての作業とします。
全ての作業も終了しましたので。

本日、これにて休工。

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第67~69号「テンダー底部組立1」 [基本製作]

よいよD51もテンダーに作業が移り組立も終盤戦突入となりました。前回の基本製作編で本体
側を終了させましたが、残った67号だけ組んでも余り意味が無いため、今回の68,69号と合併
しての製作となります。
なお、毎回の基本製作編は冊子の写真で大半は判るので、補足で必要な部分のみ写真を掲載して
いますですので写真枚数が少ない事ご理解下さい。

・底板は1.5mm厚のシッカリしたアルミ板製
ここまで厚みがあるアルミ板ならしっかり組めそうです。C62は曲げ加工があったとは言え
0.7mmの真鍮板でしたから簡単に底部分は歪む可能性がありました。

・裏表が無いようで、方向がある底板
左右上下対称になっている感じがする底板ですが、冊子にもあるように左右関係はビス穴が
1列か2列かで見分けるのと、上下関係は2つのビス穴で見極める等、方向を見定めてから作業に
かかります。この部分は冊子の説明通りなので写真等は省略します。

・台枠の取付
ここも冊子通りですが沢山のビス穴がありますからどの穴を使うのか迷うかも知れないので
写真載せておきます。
DSC09931.jpg
取付自体は冊子の通りですが、ビスはシッカリ締める必要はありません。

・テンダー側はりの取付
取付は冊子通りでOKです、ビス穴は幾つもありますが一番ふちのビス穴から2番目に内側の
ビス穴を使うと言う形で考えれば位置は簡単に判るかと思います。

・ボルスターの取付
このパーツは67号の台枠に挟み込む形で取付ますが、台枠とボルスターはキッチリ隙間無い
状態で取付ます。
取付の際に思うように嵌まらないと言った事が起きえますが、押し込めば「スコン」と嵌まり
ます。ボルスターとの嵌め合い関係を見るために台枠のビスは緩めにしてあります。
ボルスターを取付たら、台枠のビスも増す締めしておきます。

・テンダー・フレームの取付
ここも冊子通りに取付れば良いです。フレームを台枠に嵌め込むのに、それほど力は要らないと
思うので簡単に嵌まるかと思います。

・テンダー・メンバーは取付けない
このメンバーを付けてしまうと塗装の際に塗り残しが出ますから塗装後に取付る事にします。

・テンダー前デッキの取付
底板と台枠の間に挟む混む形で前方から差し込む感じで取付ます。突き当たる所まで押し込んで
下さい。ビスはメンバー用の所を残し取付けます。

メンバーを付けずにいるので塗装後に取付るまで無くさないように保管して置いて下さい。
で、塗装ですが次号の70号を待ってからとなります。
(写真の通りメンバーが無い状態で終わっています)
DSC09932.jpg
今回の組立は何ら検証はせずに進めていますが、改造すべき点はこれから確認することに
します。
全ての組立が終わったと言う事で・・・・・

本日、これにて休工。


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第66号「従台車関連組立2」 [基本製作]

前回の基本製作に引き続き、従台車関連の組立を行います。今回も各パーツはパーツごとに個別
塗装を行っておいて下さい。
また今号もそうですが、基本冊子の写真で組めますので、補足があった方が良いと思う部分のみ
写真を掲載していますので、ご了承下さい。

・バネ釣の取付
担いバネのビスは外さないとバネ釣のビスの作業は出来ないと思いますから、面倒がらず外して
から作業を進めて下さい。
ただし、見ての通り元々の23号の吊りリンク(長)がビスの締め付けを行うと、かなり歪む
ことが判るかと思います、ちょっと、この部分は頂けません。
冊子では完全に締め付けていますが、ここは出来るならばバネ釣が中心に来るように間にスペー
サーを挟みたいところです。でも、基本製作編で改造無しで進めるのならば適当な締め込み
(完全に締めるのでは無く、遊びがある状態)、今後の組立の問題が無い状態になったら、ナット
とビスの間に瞬間接着剤を塗布して緩み止めする方法をお勧めします。ガチガチに締め付けて
リンクが歪むよりは良いかと思います。
(写真は小生の吊りリンクなので改造してあり実機に近い形になっています)
DSC09890.jpg

・バネ守とバネ釣受け
冊子だとイマイチよく判らない2つの部品で、形が判りやすいようにアングルを変えて撮影して
みました、左がバネ守り、右がバネ釣受けです。
DSC09891.jpg
で、いざ取付等段階でも向きが判りません、実機の写真を載せますので参考に組付て下さい。
この取付もビスが目障りなのでビス隠しを施す予定です。
DSC08339.jpg

・従台車バネ組立
この部分は冊子の通りに従い組立れば良いと思いますが、担いバネ改造を行う場合はかなり検討
の余地ありです。

・従輪イコライザー
この部分も冊子通りに組めば良いとは思いますが、上図の実機の写真の通りナベビスの頭がむき
出しは頂けません。この部分もビス隠しを検討します。

・従台車枠を取付る
コロがある方が上ですから、上下を気を付けて中心ピンで固定して、今回の作業は完了です。

案の定あっちこっちで改造ポイント満載の今号でした、出来れば1mm厚のブッシュ等があれば
かなりガタ付きが無くなるのですが、ブッシュを作る事自体が基本編のみの方に取ってはかなり
のハードルとなります。先台車同様にもう少し考えて欲しかった従台車でした。

さて67号からテンダーの組立となりますが、67号だけ組んでも仕方が無いので次回の68,69号
と一緒に作業をすることとなりますので、水曜は67号の基本組立の記事ではありませんので
ご了承下さい。

またまた、フラストレーションため込んでの作業完了となりましたが・・・・・

本日、これにて休工。


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第64,65号「従台車関連組立1」 [基本製作]

前回の先台車に引き続き従台車の組立を行います。この組立は66号を持って完了しますので
次回号を待ってのまとめての組立でも良いかと思います。
今回も基本、冊子に従い組めば良いので写真は割愛していますので、ご了承下さい。
また、塗装に関しては組立前に個別塗装を行う事をお勧めします、マスキング等につきましては
これまでの塗装に関する記事をご覧になり塗装を行って下さい。

・またもや大量のビス止め
主台枠もそうでしたが従台車枠の組立も大量のビスを使っての組立となります。ここのビスは
主台枠同様に六角ビスに交換予定です。

・従台車枠と軸受けを組立る
冊子に従いこの部分は組んでいきます、ここのビスはある程度しまっていれば良いです。

・軸受け部を取付る
ここの取付は少々冊子と組み方を変えていきます。組付方向は冊子の通りですが、ビスは全て
付けるのでは無く、対角に2本のみ緩めに取り付けておきます。
DSC09852.jpg
これは、この後の従輪を取付るため敢えて緩めにしておきます。

・従輪を取付る
ここで65号の従輪を取付ます。冊子に従いビスを締めてしまうと一通りのビスを緩める作業が
増えるので上記の作業で最小限の本数のビスとして緩めにしておいたのです。
従輪を軸箱に取付たら、残りのビスも取付ておきます。

・端はりの取付
当然ながら、この次の工程でコロを付けますが、コロを取付る部分が上になるように注意して
残りのビスを締めていきますが、対角にビスを付けた時に全体の歪みを確認して下さい。
歪みがあるならばビスを緩めて歪みが無くしてから残りのビスを付けるようにします。
多分ここまですれば従輪はスムーズに回るはずです。

・コロの取付
コロも冊子に従い取付ます。コロ自体にネジが切ってありますから、コロとビスで従台車の穴を
挟み込む形になります。

さて、今回もあっと言う間に組上ってしまいました。今回はこの後の組立が見えないので従台車
全体としての把握が出来ず、改造ポイントが何処にあるのかが見えていません。
次回の66号の組立で見えるのかと思います、まあ、言えると言えば66号で付ける担いバネは
他車輪同様に作り直しにはなります。

と、言う事で作業も完了しましたので
本日、これにて休工。

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