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キャブ回り関連改造3(雨どいの取付) [改造(キャブ関連) 上記外]

何とか今年は今日の午前中で年末の片付けは終わり、午後からD51触る時間が出来ました。
と、言う訳で座席の改造の準備をします。
前回の記事の通り、座席を取り付けるための実機確認をしてきて、背板の裏側には後妻の
窓が落とし込みで、開ける事が出来る事が判りました。
この部分を背板含めて改造するのは良いのですが、この改造を行ってから雨どいを付けよう
とすると邪魔になってしまい、思うように改造が出来ませんので、今回は雨どいを取付る
事にします。

・雨どいは長い
雨どいはキャブの天井付近からエンドビームあたりまで延びる、長く途中で折れ曲がった
形をしています。(真鍮線が雨どいです)
取付る事自体は何ら問題ないのですが、取付後のキャブの扱いが面倒(長く延びた雨どいが
邪魔)になるのは明らかです。さてどうしたものでしょう。
DSC05877.JPG

・キャブに干渉しないぐらいの長さで切断してしまう
検討の結果、キャブの床の高さぐらいであれば取り扱い上、干渉する事はありませんから
この長さで一旦切断し、エンドビームまで延ばす際に半田付けで継ぐ事にしました。
キャブの角2箇所で雨どいが固定されていますが、施工上もこの方がやり易いです。

・ルーフレールを仮止めする
この段階で完全に固定してしまうと、他の作業時に取外す事が出来なくなるので、瞬間
接着剤で仮止めします。レールが無いと、雨どいの取付が決まりません。
DSC05881.JPG
ルーフレールですが実機と比少し高い位置にあります。これを修正したいところでは
ありますが、屋根自体を作り直す事になり、やむなくこの部分の補正は断念しました。

・雨どいの支えに使用するのは割ピン
DeAGOのオリジナルパーツは以前の記事のような大きな平らな割ピン(?)ですが、当然
実機に、こんな形の物を使っている訳ありません。ですので右の写真のような丸割ピンを
使う事で製作します。
DSC05673.JPGDSC05882.JPG
下の写真が実機の雨どいの支えの写真です。割ピンなら似通った形状です。
DSC08356.jpg

・雨どいの取付
割ピンをキャブに取付るために1mm(割ピンの太さ)の穴を開けてその穴に差し込んで
半田付けします。なお、雨どいはキャブの底面から5mmぐらいの位置でカットします。
DSC05885.JPG

〓 2015-12-28 追記 〓

・雨どいを作り直す
昨日はアップ優先で、記事書いていました(^^ゞ見ている人の目は鋭い!案の定手抜きを
見抜かれてしまいました^^;
てな訳で、雨どいのルーフレール近くの部分を実機の形に修正しました。
1.5mmの真鍮線を焼き鈍しして、意図とした形に曲加工して加工しています。やはり
こっちの方が、良い感じですね。
DSC05886.JPG

・ルーフレールの凹みを塞ぐ
時間はありますから、ここも直しました。ルーフレールですが上部に不要な切り込み
みたいな凹みがあります。(下の写真の赤丸部分)この部分を半田で塞ぎました。
DSC05889.JPG
塞ぐとこんな感じです、うっすらと半田の銀色が判る程度、塗装したら全く判らないです。
DSC05891.JPG

 今日の作業はこれで終了、これで後妻の窓の落とし枠(背板の取付板)の設計を
 進めることにします。

と、言う訳で
本日、これにて休工。

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座席の改造(実機の再確認) [改造(キャブ関連) 座席周り]

先週はスミマセン、色々と用事があったりとD51を触っている時間が無くって1週空いて
仕舞いました。m(_ _)m
で、今回の記事ですが、キャブの本格的?な手直しの第1弾として、座席の手直しを行って
いきますが・・・・・
またまた中途半端な検証で手戻りは避けたいので、今回は手戻りしないように実機の確認を
まずは行いました。

・背板はどこ?
写真のような形で背板が付いたと思われる部分には木板が横に何枚も走っています。
木板に背板用の取付金具等があるかと思い探すものの、それらしき金具も見つかりません
でした。
DSC05850.JPG
背板の固定は想像で作り込む事にします。
背板の取付構造は判りませんでしたが、この調査で収穫はあります。後妻の窓は開放(写真の
横に並んだ木板の裏に窓枠を落とし込む形で解放)出来ることが判りました。
(写真の上部に落とし込むための口が開いているのが判ります)

・座席は跳ね上げ式になっている
次に座席ですが、さすがに手狭のキャブですから、作業しやすいように座席は跳ね上げ式
になっているのが判りました。
DSC05846.JPGDSC05848.JPG
座席も木板1枚が付いているだけですが、実線配備中は背もたれ含め何らかの物が付いて
いたかと思いますから、跳ね上げ部分の再現はしないものの、実機に近づけた形で再現を
したいと思います。

・肘当て
模型でも窓に肘当てが取付けられるようになっていますが、ボテッとしたものでディティール
としてプアーな物となっています。
DSC05867.JPG
良い写真が撮れていないのですが、写真上部にあるのが肘当てで、模型の構造とは異なる
形となっています。
DSC00646.jpg

さて、これで実機の確認が出来ましたから、設計作業に移る事にしますが、どうなりますか
いろいろと検討しないと解が見つからないところもあります。
一つづつですが、答えを見つけたいと思います。

では。

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キャブの穴塞ぎ [改造(キャブ関連) 外側]

今回の作業は改造に使わない穴を塞いでいきます。
このD51の製作ポリシーとして「ビスの頭は出さない」がありますが、模型自体は組立の
ためにビスを多用していたり、ディティールを削ぐような作りだったりと実機とほど遠い
状態となっていますから、これに対処していきます。

・雨どい支持用の穴を塞ぐ
まず取りかかるのがこの穴。平べったい割ピンで雨どいを支えるようになっています。
でも実機って、こんな大きな支えにはなっていませんから、実機に近い形に仕上げると
なるとこの四角い穴(写真の丸部分)は使えません。故に穴を開け直すためにも一度穴を
埋める必要があります。
DSC05673.JPGDSC05674.JPG
ちょっと穴が大きいので、この穴には真鍮板を宛てて塞ぐことにします。穴と同じ形に
真鍮板を切り出して半田付けしていきます。
半田付け後は元の形に整形するためにヤスリがけを行いますが、先の組立で取付けた
窓枠等は取外しました(嫌気性接着剤で貼付けているのでカッター等でこじれば外れます)
DSC05678.JPG
丸の位置が穴があった場所ですが殆ど判らないくらいになっています。またキャブ内部
側も今後改造しますから半田したままには行きませんので、こちらも綺麗にしました。
DSC05679.JPG

・他の不要な穴を塞ぐ
1番目の写真の前妻の2ヶ所の穴は前妻固定用の物ですが、前妻が上下に動く事は無く
前後にズレる事を押さえ込めれば良いので穴を塞ぎ、前妻にズレ防止用のピンを追加
する事で対処します。
2番目は後ろ妻ですが写真の左上の丸がDeAGOの説明にある室内灯の取付用の穴です
実機ではこんな所には室内灯は付いていませんから埋めてしまいます。
残ったのは窓の下にある座席の背もたれ取付用の穴、ここだけは残します。と、言う
のも、この穴を使わないと背もたれの取付が出来ないんです。(でもビスは隠しますよ)
DSC05680.JPG
DSC05683.JPG

・こんな感じで塞ぎました
前妻は前の通りピンを追加してブレ止めを作っています。後妻は単に塞いだだけです。
DSC05684.JPG
DSC05685.JPG

  今回の作業で下地の作業が終わりました。さて、これから本格的に改造をかけて
  いきます。でも、検討や設計なども入っていきますので、相変わらずの牛歩は
  否めませんが、ご了承下さいm(_ _)m

と、言う事で
本日、これにて休工。


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キャブ回り関連改造2(円窓の追加とロッド穴位置修正) [改造(キャブ関連) 上記外]

ブレーキ弁に引き続きキャブ周り改造となります。今回は円窓の追加です。

・模型には円窓が無い
実際D51200には円窓があるのですが模型上のD51200には無いのです。この事は公式掲示板
では情報統制がかかっているため話題にはならなかったものの、自分の掲示板や色々な方の
blogやHPで円窓が無い事が話題となりました。当然、D51516にも円窓はあります。
4604b9756a63327ee569c666136a9971.jpg

・珊瑚模型の改造キットを利用
上記の通り、円窓に対しての改造を行おうとしたモデラーの声を反映し、珊瑚模型が
円窓改造キットを販売しました。自分もこのキットを利用して改造を行う事にします。
キット構成は丸穴を空けるためのケガキ用の治具及び窓枠とガラス(樹脂)板です。
DSC05581.JPG

・円窓の穴をケガク・・・・
キャブに治具を取付てけがいていきます。治具にはネジ穴が開いていますので適当な2mm
のビスで固定します。
上下のカーブは模型のカーブに合わせてありますからピッタリ合うところに合わせれば
位置出しは完了です。
で、なんとキャブの加減弁ロッドを通す穴と干渉します!!スロットルレバーの位置も
合わせ直しなのか・・・・
円窓の位置関係ですが、さすがに珊瑚模型です。設計図通りの位置ですから、DeAGOの
穴位置がおかしいと言う事になります。
(またもやスロットルレバー関連の採寸ミスですね(>_<))
DSC05588.JPG
DSC05586.JPG

・加減弁ロッドの穴位置の再確認
「大体この位置だよな」って思ったのが間違いですね、しっかり穴位置を図面から検証
すれば良かったです(何度同じミスをするのでしょう)。
で、改めて設計図を確認します。寸法が判る図面ありました^^;これから追えば良かった
のかな・・・・
fig12.jpg
図面から寸法を追うと中心から横方向に620mmの位置、円弧の根本から865mmと判り
ました。で、これを模型の採寸から追い直してみます。
横位置は620を1/24にすると約28mm、円弧根本から縦位置は36mmとなります。
円弧の根本の位置は、模型の円弧直径が73mm有るので半径36.5mm、トンネル形の最頂部
まで68mmなので68.0-36.5=31.5となり、先の36mmを足すと67.5mmが下からの位置と
なります。

・模型から検証結果を確認する
再採寸すると下からの位置は現位置より0.5mm下で、横位置は3mmほど外側になる事が
判りました。この結果から模型で位置関係を確認してみます。
ボイラー外板のリベットの並びを参照しながらロッドの傾きを見る限り正しく補正された
ようです。
DSC05593.JPG

・元の穴を塞ぐ
これで円窓と干渉する事は無くなりましたので、元の穴は半田で塞いでしまいます。
塞いだ後はヤスリで削り平坦にして処理完了です。
仕上げが粗いですが、後で研磨をかけるので現状はこの程度で問題ありません。
DSC05594.JPG

・改めてケガキ作業
元の工程に戻ります。再度治具を取付て穴の合わせて、けがいていきます。
DSC05595.JPG

・ケガキに合わせて小さい穴を空ける
段数を重ねるにせよ1ポイントで穴を空けるのは至難の業です。芯はズレるでしょうし
幅の2/3程の穴を空けるとなると作業中に余計な力をかけてしまいグニャリとするのが
オチです。なので、小さな穴を空けていき、大きな穴に仕上げていきます。
DSC05596.JPG

・穴をニッパで切断して大きな穴にする。
小さな穴の間をニッパで食いちぎるように切っていき、大きな穴にしていきます。
DSC05597.JPG
後はひたすらヤスリでケガキ線に合わせて削りますが、ケガキ線近くまで削ったら
再度治具を付け直して治具をガイドにして最終的な形に削り出します。
DSC05599.JPG

・借り止めで窓枠を付ける
見ての通り円窓の上下の部分は非常に細くなっていて強度も殆どありません、補強の
意味で窓枠を取付けておきました。
DSC05601.JPG

 今回の作業はこれで終了、まだガラスが入っていない???
 はい、ガラスは一番最後です。これから塗装やら他の部分の改造もあるので今ガラス
 入れたら傷だらけになっちゃいますからね・・・・・・

さてと、次の作業に入りたいところではありますが、今日はこれから何と休日出勤
サッサと片付けて会社に行かないと^^;

と、言う訳で
本日、これにて休工。

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火室前後部の外板追加 [改造(本体) 火室外板]

前回でバックプレートがキャブの床と合体して、だいぶ形になってきました。そろそろ
本体に固定しても良い時期になってきましたが、ちょっと気になる部分があります。
オリジナルモデルも、この部分は全く考慮されていないのですが、火室の後側って何も
無いんです。(前側はモーターからのシャフトが出るから完全に覆えません)
確かに見えないところなので、見えないところに力をかけるわけでは無いと思いますし
省略されていても不思議ではありません。
でも、自分のD51は、ここまで手を入れているところも有り、見逃すわけには行かない
(他の部分のバランスや、判っていて手を抜くのも)のでこの部分を細工する事にします。

・模型の状態
写真の通りですが、パックリと前後の縁の中央部分には何も無い状態です。殆どこの
空いた空間を覗き込む事は無いにせよ、中途半端な状態です。
DSC05435.JPG

・前側を塞ぐ
開口部の大きさに0.3mmの真鍮板をカットして裏から半田付けします。端の部分には
継ぎ代として裏板を当てています。段差がありますからパテ整形して平坦にしました。
DSC05437.JPG

・後部を塞ぐ
前部と同じ様な形で塞いでいきます、その前にちょっと追加工しました。
銀色のパーツの火室ですが、赤い火室下部と干渉しており(火室下部への外板追加のため
両側0.5mmづつ内側に寄っています)干渉部分を無くすためにヤスリで削り出しました。
DSC05438.JPG

  今回の作業は割と簡単そうに見えますが、これが結構大変でした。100Wの半田
  コテのコテ先が思うように届かないのと塞ぎ板の固定に使用しているクリップが
  邪魔をしたりと、手こずった作業となりました。

・塗装して完了
既に塗装済みでもあり、不要な部分をマスキングしてスプレー塗装を行いました。
まあ何とか再塗装の割りには何とかなりました^^;
DSC05440.JPG

これでボイラーからバックプレートを外す事も無くなりました(と言うか外せなくなり
ました^^;)本体に載せたままで他の部分の改造を進める事にします。
次回からキャブの外回りの改造に入る事にします。

作業も終わりましたので
本日、これにて休工。

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キャブ回り関連改造1(ブレーキ弁の取付) [改造(キャブ関連) 上記外]

一通りのバックプレート関係の改造が終わったので、次なるステップに進みます。
バックプレート自体はキャブ(運転台)の一部です。で、キャブ自体が何も手つかずと
言う訳で、最初取りかかるのはブレーキ弁となります。

・実機の確認
実機はこんな感じでキャブの床に設置(左側)されています。で、模型の方(右側)はちょっと
位置が前気味でしょうか。全体のバランスから見ると手前に来すぎていますし、バック
プレートとの間が開きすぎている感じがします。
また実機にはブレーキ弁の後にはカバーがありますが、模型では省略されていますから
これを追加しようと思います。
DSC05346.JPG

・取付穴の修正
極力後に下げたいので元の穴が見えない程度の位置に移動する事にします。ブレーキ弁の
穴中心から4mmほど厚みがあるので、2.5mm現在の位置から移動する事にします。
また床を貫通した配管の追加がありますので、これも考慮して纏めて穴を空けておく事に
しました。
今回の作業を行うと、バックプレートと床を分解出来なくなりますので^^;

・少しだけ配管入れてみました
穴開け後にブレーキ弁と3本ほどですが配管をしてみました。段々と形になってきました
かね・・・・^^;
DSC05348.JPG

・ブレーキ弁の後のカバーの製作
ここはプラ板で製作しました。張りぼてではありますが、ブレーキ弁とバックプレートの
間に収めてみました。
brake valve rear cover.jpg
DSC05350.JPG

・ブレーキ弁に配管用の穴を追加する
ブレーキ弁から何本かの配管が延びています。この配管用の穴を追加していきいます。
写真は撮っても判りづらいので省略していますので、配管後の写真で位置はそちらで^^;

・塗装そして配管
ハンドル部分を除き、つや消し塗装します。塗装後に配管して完成となります。

こんな感じに仕上がりました。大分、形になってきましたかね・・・・・
配管が追加されましたから、リアリティは上がったかと思います。
DSC05352.JPG
DSC05353.JPG

作業も終了しましたので。
本日、これにて休工(^^ゞ

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バックプレート関連改造5(インジェクターの交換) [改造(キャブ関連) バックプレート関連]

やっとスロットルレバーの改造が終わり次の改造部分に手を付ける事が出来ました^^;
今回は簡単な作業ではありますが、助手席側にあるインジェクターを交換します。

・実機のインジェクター
スロットルレバーの再取材の時に、インジェクターの状態も確認してきました。
判りずらいかも知れませんが、インジェクターから延びる床に突き抜けているパイプの数が
2本ですが模型は1本しか有りません、形もかなり省略化していますよね。
(写真は前後しますが、次の項の写真と見比べて下さい)
こう言った事からも、納得行かないので、交換する事としました。
DSC08357.jpg

・DeAGOのパーツと比較すると差は歴然
比べるまでも無いのですがディティール感は全く違いますね、DeAGOのパーツはチープ
ですね、珊瑚模型のパーツは実機写真に近い形に作られています。
DSC05292.jpg

・取付穴と配管の位置がズレている
元のインジェクターを取外して取付け様を確認します。DeAGOは適当に似せて作って
いて取付のボスと配管位置の芯が合った形になっていますが、珊瑚は実機に合わせての
パーツなので、取付ボス穴(実際はバックプレートのフランジですが)と配管の位置に
オフセットがあります。計ったところ3mmあります。元の角穴から左に3mmの位置に
穴を空け直す事にします。上下位置は角穴の下端で合わせれば良さそうです。
DSC05294.JPG

・穴開けと取付
珊瑚模型のインジェクタの取付ボスは3mmの太さがありますから、3mmの穴を角穴の
芯から3mm左に取り穴を空けて、そこに差込み取付けます。
また、床には配管用の穴が1つしか無いので、2本通すために床にも穴を追加します。
なお、まだ仮組みです。
DSC05296.JPG

・角穴が・・・・
実際この穴が見えるかと言ったら殆ど無いとは思いますが、でも隙間が見えてしまう事が
判ったら(赤く囲っている部分)塞がざるを得ませんね。エポキシで埋めてしまう事にしま
した。
DSC05295.JPG
で、埋めてしまえばこんな感じです^^;元のインジェクターの跡が残っちゃっていますが
まあ、細かく見ないと判らない程度なので、これで良しとしちゃいます^^;
DSC05298.JPG

・塗装して取付て完成
ヤレヤレ、やっと完成です。
これ実際の時間って1時間足らずなんですが、今日はドタバタの一日で、且つフラスト
レーション溜まりっぱなしの一日で、ホントこの記事は夕方(夜?)になっての完成と
なりました。
フラストレーションの原因は後日、日常録の方にアップしますので・・・・
DSC05301.JPG

やっと作業も終了しました。
本日、これにて休工(^^ゞ

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スロットルレバー改造2(製作) [改造(キャブ関連) スロットルレバー]

長々と引っ張っちゃって、申し訳ありませんm(_ _)mやっと製作編となります。
これまでの検証の結果、実機の再取材等を経て製作を行います。基本形は先の設計図から
スロットルレバーを製作していきます、他ディティール部分は図面は無いのですが追加して
いきたいと思います。
さて、上手く出来るでしょうか。

・台座部分とロッドのホルダー部の組立
この部分は設計通りです。台座は1mmのプラ板を切り出して接着する事で製作し、ホルダー
は5mmのプラ棒の先端に2mmのプラ棒を取付けて1mmの穴を開けておきます。
反対側は中心に2mmの穴を開けておきスロットルレバーが差し込めるようにしておきます。
DSC04938.JPG

・スロットルレバーの製作
レバー部分の製作に入ります、レバー部分は0.7mmの真鍮板を切り出して製作します。
レバーの先端は30°に曲げておき、レバーの支点部分は1.5mm、リンク部分には0.8mm
ハンドルノブが付く部分には1mmの穴を空けて、1mmの穴に1mmの真鍮線を通して裏から
半田付けしました。
DSC04940.JPG

・ラッチ部分とシャフト
ラッチ部分はこんな感じに切り出し、ラッチ部分の歯はヤスリで適当に刻んでいます。
で、シャフトとの接続ですが真鍮線の断面を半田付けしても強度が無いので0.5mmの銅線を
芯にて補強して継いでいます。
DSC04943.JPG

・レバー部分の組立
反対側の軸受けを作って半田付けします。動かすわけでは無いので、レバーとシャフトの
角度を直角にして、1.2mmの真鍮線を軸として半田付けしました。
DSC05032.JPG

・ラッチ解除用ハンドル等の追加
何せ小さいですから形だけ作り込みました。ハンドルは0.3mmの真鍮板、他部分は0.5mmの
真鍮板などから作って接着で取付けました(^^ゞ
で、この部分の作り込み。苦労したんですよ・・・・どうやって形にするものか、素材は?
加工は?と散々悩んだ上での妥協(駄)作です(^^ゞ、殆ど誤魔化してしまったと言うのが結果
になっちゃいましたが、この部分だけで丸一日費やしてしまいました。
DSC05033.JPG

・リンク部分の製作
ハンドル操作に従い、加減弁へのロッドが前後に動くわけですが、この動きを作っている
リンク部分を作ります。ここも悩んだんですよね・・・・簡単そうですが。

・本体部分の完成
本体にレバー部分を差し込んで、出来上がったリンクを0.8mmの真鍮線で接続します。
こんな感じに仕上がりました。
DSC05034.JPG
作り込みが思うようにいかず納得の完成ではありませんが、これ以上の作り込みが
出来ないので、ここで妥協する事にします。(コンマ数ミリの部材探しで泣きました)

  これでスロットルレバー自体は完成ですが、さてさて台座部分はどうしたものか
  実機取材によって台座の状況も判ってきましたが、本体はプラ、台座もプラにしたい
  のですが、加工性を考えると真鍮、でも真鍮だと接着に一抹の不安
  どうしたものですかね・・・・・・  

・とは言えども、前の取付穴は使えないよね
綺麗さっぱりパテで埋めてしまいました^^;素の状態から取付状態を考えたいと思います。
DSC04857.JPG

・模型から位置関係を再確認
再度模型から位置関係を再確認します。台座は接着の事を考慮しプラ板で製作したい
ところではありますが、汽笛のリンク用の支持部分も考慮すると真鍮板だよな・・・・
DSC05038.JPG

・プラ板で製作する事に
台座を延長しグニャッと曲げ加工で作られている汽笛のリンクの支持部分が気になりますが
プラ板で製作する事にしました。
理由として本体のフランジも1mmの厚みがある事からバランス的に、ここも1mmは欲しい
とこありますし、1mmあればピンでの固定も出来そうです。また、接着で本体も取付けられ
ますし。
で、こんな感じに作り込んでいます。今回は図面無し^^;現物合わせで作っちゃいました。
且つ、殆ど完成まで・・・・(^^ゞ
DSC05041.JPG

  塗装して、作業完了です^^;
  今回、それほど難産にはならないと思っていたのですが、以外にも手こずった
  製作となりました。
  で、作業完了した写真が下の写真となります。
  DSC05046.JPG

いや~~手間取った・・・・・^^;
とは言え結果は満足出来ずの今回の製作となりました。泣かされた製作でした。
やっとこさ作業も終わりましたので、この辺で店仕舞いとします。

と、言う事で
本日、これにて休工^^ゞ

Ps:
あっ、スミマセンm(_ _)m。次週の10/31,11/1はヤボ用で作業が出来ないため休工と
なりますので、ご了承下さい。
(何で休工かは来週の月曜ぐらい?にサブblogに上げますので・・・・・)



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スロットルレバーの実機確認 [改造(キャブ関連) スロットルレバー]

先週は色々とあったのと、製作途中で壁にぶち当たり、作業ストップしてしまい記事アップに
至りませんでしたm(_ _)m
で、壁にぶち当たった理由ですが、どうにも細かい部分の作り込みが納得行かなかったんです。
作業始めてて「お茶を濁す作り方で良いのか?」って、その気持ちが大きく膨れあがったと
言う事で、作業は放り投げてしまいました。

で、実機を今朝見に行ったと言うわけです^^;

・台座は予想していた形と全く違う
傾き等を合わせ込んで取付れば良いかと思いましたが、全く予想と異なる取付き方でした。
本体が取付く台座部分自体が、バックプレートに溶接で付いていて補強で三角板が入っている
感じです。
DSC04904.JPGDSC04899.JPG

・ラッチの歯はかなり細かい
次ぎに確認したのが扇形のラッチ部分、予想以上に細かい歯になっている事が判りました。
DSC04900.JPG

・ついでにラッチの固定解除レバー部分も
事のついで、この部分も確認したところ写真のような感じである事が判りました。
動かないものの形だけは、作ってみようかなと思いました。
DSC04901.JPG
DSC04902.JPG

・レバーと本体のリンク部分
このリンク部分によってレバーの動きに合わせてロッドが動く訳なんですが、図面では華奢な
感じのリンクですが、実機はシッカリした作りになっています。
DSC04903.JPG

・これって何?
写真の丸の部分なんだと思いますか・・・実は縦アングルの写真と繋がっています。
この部分ですが、汽笛の操作用のリンクロッドの支えなんです。
と、言う事はこの部分も作り込む(無理する必要は無いのですが目に付いちゃいましたので)
必要が出て来ちゃいました・・・・・
DSC04918.JPGDSC04917.JPG

これで、モヤモヤしていたのがクリアになりました。追加で製作するところが出て来ちゃい
ましたが、さらにリアリティを上がるのであればチャレンジする価値ありかなと思います。

毎度の事ながら、中途半端な検証は行けませんね・・・・「記事を書かなきゃ」って焦って
設計しますが煮詰めが甘く毎回この繰り返しをしている感じがします。
反省として、シッカリ検証してから設計に入る事を肝に銘ずるようにしました。
と、言う訳で今後の製作で検証が進まないために記事アップが滞る事もありますのでご理解
頂けるようお願いします。(輪をかけて記事のアップが遅れてしまいますがm(_ _)m)

今回の実機確認より設計の見直しを行います。
では。



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スロットルレバー改造1(検証と設計) [改造(キャブ関連) スロットルレバー]

前回の記事の通り、スロットルレバー(加減弁テコ)が取れてしまいました。基本製作での
段階では、この状態で良いかと思いましたが、そうは単純な話では無さそうです・・・

・オリジナルでの取付き方
この検証を行うためには、加減弁のロッドの位置等も含めて検証する必要があるために
位置関係を掴むための必要なパーツを一通り組み込んで確認する事にしました。
で、写真のようになります。
DSC04735.JPG
結論を先に言うと、キャブの加減弁ロッドの穴位置は合っています。写真の通りロッドの
穴位置(ロッドのたわみは無視してね)は問題ないようです。
で、何がおかしいかと言うと、スロットルレバーの傾きがおかしいです。この事は基本
製作編でも指摘していて、その対策として取れてしまった、エポキシ接着剤の肉盛りと
言う方法で、アームの傾きを補正していたと言う訳です。しかし、今回の検証のとおり
ロッドの穴位置等の位置関係の検証を行っていなかったと言うミスがあったのです。
DSC04732.JPG
ちなみに設計図でもレバーは図のような取付き方をしています。
fig10.jpg

・位置関係の採寸
上記からパーツの位置関係を測る事にします。上図のような面での位置関係だけ見れば
良さそうです。(朱書きの文字部分)
throttle position.jpg

・スロットルレバーの詳細
設計図面集にスロットルレバーの図面がありました。この図面を元に本体部分は設計を
進める事にします。(図から1/24に大きさを変更して作れば良い事になります)
fig11.jpg
また、この図より本体を取付る台座部分は別々になっていて、台座は別設計する必要も
判りました。

・図面集から詳細設計
単純に図面から1/24にすれば良いわけではありません、当然素材の形状や寸法が存在し
計算値通りの素材があるわけではないので、使用する素材を決めてから、設計を進めます。
当然ながら、オリジナルパーツも参考にしていきます。

・スロットルロッドを支えるホルダー部分の設計
1枚の図面で書くとゴチャゴチャになるので、分けて作図していきます。
まずは、スロットルのロッドを支える部分の設計です。材質はスチレン樹脂でプラ棒や
プラ板で製作していきます。図に明記していませんがプラ板は1mm厚を使用します。
throttle holder.jpg

throttle arm.jpg・スロットルアーム部分の設計
次はアーム部分で、プラ板だといくら何でも
強度不足は否めませんから、この部分は真鍮で
製作する事にしました。
シャフトの部分は2mmの真鍮線ですが
それ以外の部分は全て0.7mmの真鍮板から製作
する予定です。
なお、図面上には表していませんが、パーツ
そのものには扇状の部分には歯車の歯を
作り込む予定です。

上記2つを合体させてスロットルレバー本体が
出来ます。

・本体より台座を設計する??
図を合成して当てはめると、こんな感じになり
ます。(相対的な位置関係を見るために寸法を
入れてません。)
バックプレートとスロットルのベースの間に台座を作り込む形になりますが、かなり
台座の形が厳しい形状である事がお判りかと思います。
さてさてどうしたものか・・・・
throttle position2.jpg

・どうしようか・・・・・
元の取付穴等を使っての取付は無理があります。なので元の取付穴は使わずに台座を
バックプレートを取付るのが良さそうです。とは言え、取付は現物合わせで行う事に
なります。

と、言う訳で設計はこれで終わらせることにします^^ゞ
次回は製作へと進みますが、どうなりますか・・・・・

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