ボイラーのビス隠し [改造(本体) ボイラー外板]
やっと、この部分のビス隠しを行います。ただ、火室等も同様なビスが沢山あるので今回の号
だけでは全てのビスに対して作業出来切れていませんが、組立順序に合わせて進めています
から、ご了承下さい。
・隠し作業を行う前に不要な穴を塞いでしまう
既にこれまでの基本組立でボイラーには不要と思われる穴が幾つか存在します、この穴を塞ぐ
ことにします。塞ぐのは非公式面のボイラー中央付近の何が付くのか判らない未だ不明の穴と
逆止弁の穴です。
逆止弁は実機に合わせるために移設するので旧位置の穴を塞ぐのですが逆止弁を移設しないの
ならば1つ目の穴のみを塞ぐことになります。
・煙室胴もビスの置換え
前回の改造で作業が完了した煙室胴ですが、ここに使っているビスも皿ビス化します。しかし
注意しなくては行けないのが、煙室扉側の4本のビスです。
このビスはフロントデッキを共締めしているビスですので、この部分は皿ビス化しません。
(下項の「煙室胴の皿ビス化」の写真参照下さい)
・ビス交換は少しずつ
一気にビスをバラしてしまうと組立が面倒ですから、少しずつ行って下さい。折角位置出して
きているボイラーですから位置出しが崩さないためにも少しずつ行います。
ビスの外し方は合わせ面に並んでいるビスを半分ずつ行う感じで進めていきます。これは全て
のビス交換作業について言えます。
なお、皿ビス化については「半田付けを行わないシリンダーカバーのビスレス化」という題名
で掲載していますので、そちらを参考にして下さい。
http://kinkin-d51.blog.so-net.ne.jp/2012-05-09
なお上記記事上ではエポキシ接着剤で目地を埋めていますが、出来るならば金属パテで仕上げ
た方が綺麗に仕上がります。
(パテ硬化後は、#100、#400、#1000と紙やすりを使い、削り出しと研ぎ出しを行います)
・煙室胴の皿ビス化
上記の注意点を気を付けながら作業を進めていき、交換後は金属パテでビスや合わせ面を平らに
していきます。
・ボイラーのビス交換
煙室胴同様にビスを交換していきますが写真の状態まで分解し、ビスを交換していきます。
所々のビスが銀色になっている部分がありますが、これはヤスリで予めボイラー表面より出っ
張っている部分を削り出しているためです。写真(右)の通り、ビスが飛び出ていないのが判
るかと思います。
・ボイラーと煙室胴を組付る
やっと組付けられます。組付にビス止めするだけで無く、ボイラー側の縁にエポキシ接着剤を
塗ってシッカリと固定します。ただ、ビス穴に接着剤が付かないように注意して下さい。
特にボイラーの上部側はビス固定も無い事から上部に隙間が空きがちですから、この部分を
重点的に塗っていきます。
・ビスでの固定
接着後にナベビスで仮固定しますが、煙室管板取付用の木ネジ用の穴は使用しません、この穴を
使うとどうしても上部が浮いてしまうのと、既に煙室胴と接着しているため外れることは無い
ので使用しないこととしました。
・ボイラーのビス隠し
接着剤が硬化したところで再度ビスを取外し、皿ビスに交換します。その後、ビスや真鍮板の
合わせ面を金属パテで埋めていきます。
またボイラー・テーパーも、この段階で皿ビス化しているので、この部分も埋めてしまうのと
逆転棒の滑受けを取付るためのビス穴2つも埋めてしまいます。
滑受けですが、ナベビスに邪魔されてやむなく取付位置が正規の位置から多分高い位置になっ
ています。ですが皿ビス化して邪魔する物が無いので、正規の位置に取付が可能となったので
DeAGOでの穴は塞ぎ、配布されるパーツの形状を見ながら、新たな場所にビス穴を開けること
にします。
これで、まずは大物のビス隠しが出来ました。引き続きボイラー・テーパーの補強や火室の洗口
栓の移設と移っていきます。
なおパテの削り出しですが#100のペーパーで削り出し後、#400での水研ぎのみとしています。
これは全てのボイラー関連の加工が終わって、塗装出来る状態になってから改めて#1000のペー
パーで表面の汚れや酸化した表面を研磨する予定です。
今研磨しても、まだ塗装まで時間がかかり その間に表面が酸化し結局は研磨し直しとなるので
この状態で止めています。
と、言う事で今回の作業は一旦終了としますので・・・・・
本日、これにて休工。
だけでは全てのビスに対して作業出来切れていませんが、組立順序に合わせて進めています
から、ご了承下さい。
・隠し作業を行う前に不要な穴を塞いでしまう
既にこれまでの基本組立でボイラーには不要と思われる穴が幾つか存在します、この穴を塞ぐ
ことにします。塞ぐのは非公式面のボイラー中央付近の何が付くのか判らない未だ不明の穴と
逆止弁の穴です。
逆止弁は実機に合わせるために移設するので旧位置の穴を塞ぐのですが逆止弁を移設しないの
ならば1つ目の穴のみを塞ぐことになります。
・煙室胴もビスの置換え
前回の改造で作業が完了した煙室胴ですが、ここに使っているビスも皿ビス化します。しかし
注意しなくては行けないのが、煙室扉側の4本のビスです。
このビスはフロントデッキを共締めしているビスですので、この部分は皿ビス化しません。
(下項の「煙室胴の皿ビス化」の写真参照下さい)
・ビス交換は少しずつ
一気にビスをバラしてしまうと組立が面倒ですから、少しずつ行って下さい。折角位置出して
きているボイラーですから位置出しが崩さないためにも少しずつ行います。
ビスの外し方は合わせ面に並んでいるビスを半分ずつ行う感じで進めていきます。これは全て
のビス交換作業について言えます。
なお、皿ビス化については「半田付けを行わないシリンダーカバーのビスレス化」という題名
で掲載していますので、そちらを参考にして下さい。
http://kinkin-d51.blog.so-net.ne.jp/2012-05-09
なお上記記事上ではエポキシ接着剤で目地を埋めていますが、出来るならば金属パテで仕上げ
た方が綺麗に仕上がります。
(パテ硬化後は、#100、#400、#1000と紙やすりを使い、削り出しと研ぎ出しを行います)
・煙室胴の皿ビス化
上記の注意点を気を付けながら作業を進めていき、交換後は金属パテでビスや合わせ面を平らに
していきます。
・ボイラーのビス交換
煙室胴同様にビスを交換していきますが写真の状態まで分解し、ビスを交換していきます。
所々のビスが銀色になっている部分がありますが、これはヤスリで予めボイラー表面より出っ
張っている部分を削り出しているためです。写真(右)の通り、ビスが飛び出ていないのが判
るかと思います。
・ボイラーと煙室胴を組付る
やっと組付けられます。組付にビス止めするだけで無く、ボイラー側の縁にエポキシ接着剤を
塗ってシッカリと固定します。ただ、ビス穴に接着剤が付かないように注意して下さい。
特にボイラーの上部側はビス固定も無い事から上部に隙間が空きがちですから、この部分を
重点的に塗っていきます。
・ビスでの固定
接着後にナベビスで仮固定しますが、煙室管板取付用の木ネジ用の穴は使用しません、この穴を
使うとどうしても上部が浮いてしまうのと、既に煙室胴と接着しているため外れることは無い
ので使用しないこととしました。
・ボイラーのビス隠し
接着剤が硬化したところで再度ビスを取外し、皿ビスに交換します。その後、ビスや真鍮板の
合わせ面を金属パテで埋めていきます。
またボイラー・テーパーも、この段階で皿ビス化しているので、この部分も埋めてしまうのと
逆転棒の滑受けを取付るためのビス穴2つも埋めてしまいます。
滑受けですが、ナベビスに邪魔されてやむなく取付位置が正規の位置から多分高い位置になっ
ています。ですが皿ビス化して邪魔する物が無いので、正規の位置に取付が可能となったので
DeAGOでの穴は塞ぎ、配布されるパーツの形状を見ながら、新たな場所にビス穴を開けること
にします。
これで、まずは大物のビス隠しが出来ました。引き続きボイラー・テーパーの補強や火室の洗口
栓の移設と移っていきます。
なおパテの削り出しですが#100のペーパーで削り出し後、#400での水研ぎのみとしています。
これは全てのボイラー関連の加工が終わって、塗装出来る状態になってから改めて#1000のペー
パーで表面の汚れや酸化した表面を研磨する予定です。
今研磨しても、まだ塗装まで時間がかかり その間に表面が酸化し結局は研磨し直しとなるので
この状態で止めています。
と、言う事で今回の作業は一旦終了としますので・・・・・
本日、これにて休工。
おはようございます。
先日移動時「C62」のボイラー他ビスだらけで・・・ポイントだけでもと企んでおります。
労力のかけがえありますね・・・流石です。
by YUTAじい (2012-12-26 07:31)
>YUTAじいさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
既に色々な方がビス隠しは行われていますが、やっと手掛けることが出来ました。
塗装はまだ先になりそうですが・・・・^^;
by kinkin (2012-12-26 07:45)
やっぱりあのビスの列は無い方がスッキリしていいですよね。
それがデアゴの冊子では「並んだビスがなんだかカッコいい」って的外れにしても酷すぎるコメントに言葉を失いましたから(^_^;)
それと、うちのは煙室真下 吹出管の根元は膨張室で隠れてしまうのでそのままですが、やった方がいいのかな?
by take-y (2012-12-26 10:04)
>take-yさん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
お世辞にも「格好いい」とは言いがたいところ、まっC62でも同じ工法取っていたから
OKとしたんでしょうね、C62でも珊瑚の薄型六角や今回の様に半田付けでナベビスを
無くしてしまうと言う改造は、C62掲示板でも話題になっていたのに気付いて
いないんですかね・・・・
煙室真下ですが人それぞれ、「ビス隠すんだったら全部やっちゃおう」と言う事で
ここも手を入れましたが、take-yさんの仰る通り隠れますからやらなくても何ら
問題ありませんよ、見えませんから^^;
by kinkin (2012-12-26 12:59)
ビス隠ししたことで、とてもスッキリしましたね。
パテの削り出しもそうですが、大変な作業(労力)ですね。
塗装後がとても楽しみです^^
by まー坊 (2012-12-26 18:00)
>まー坊さん
こんばんは、いつもご覧頂きありがとうございます。
やはりビスは見えなくしないと見栄えが良くなりませんからね・・・・
今回この作業でビスと真鍮板の継ぎ目が消えるはず(?)です、塗装なんですが
他改造が全て終わってから(塗装後の余計な手直しはしたくないんです)となるので
もう暫く先になりますかね^^;
by kinkin (2012-12-26 18:40)
きれいに研磨するの
根気がいりそうですね。
by pandan (2012-12-27 04:48)
>pandanさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
そうですね、金属パテって#100の紙やすりで先ずは磨くんですが、削り出しも
結構大きいので時間もかかりますから根気だけでなく、腕力(体力?)も必要かも・・・
(何故か肩や腕が痛いと思ったら、このせいだ^^;)
by kinkin (2012-12-27 05:00)
久しぶりにコメントさせていただきます。
ビス隠し、手を抜けばきれいに仕上がらないし、手間の掛る作業ですね。
by david (2012-12-27 11:00)
>davidさん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
正にそうなんです、塗装後の仕上がりがどうなっているか気になるところです^^;
上手く仕上がってくれていれば良いのですが・・・・
by kinkin (2012-12-27 12:59)
最近、結構ペースが上がってますね! 楽しみに拝見させて頂いております。 今週からキャブの部分が配布され始めたようですが、 前妻に丸窓がついていませんね。 実車では丸窓があるのと無いのがあるみたいですが。
by tom2 (2012-12-27 17:22)
ひぇ~~今日も細かいですね!
老眼の入ってきた私には絶対に無理な作業です(^^;)
by リキマルコ (2012-12-27 18:24)
>tom2さん
こんばんは、いつもご覧頂きありがとうございます。
早いとこ基本製作編に追い付こうと頑張っています(?)キャブ回りの組立が始まり
ましたね、D51はC62と組立方法が異なるのでこの先どうなるかが気になります。
丸窓についてですが、自分がモデルとしているD51516にはありますから追加改造が
必要となっています。
>リキマルコさん
こんばんは、いつもご覧頂きありがとうございます。
あはは(笑っちゃ失礼ですね、スミマセンm(_ _)m)、自分はとうに老眼'sですので
頭に拡大鏡を被り製作しているんですよ^^;
(老眼は40歳超えたら..と言う事で自分は42歳で老眼鏡作りました^^;)
by kinkin (2012-12-27 19:20)