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第52,53号「キャブ組立2」 [基本製作]

前回の51号の組立に引き続きキャブの組立を行います。今回の号でキャブの壁と床の取合いが
判るので、製作は進めることとしました。
でも・・・問題かなりありそうです(T-T)、一応冊子に従いTipsを書いていきますが要所要所で
補足(ボヤキ^^;)を入れる事にします。

・LED基板(火格子)
まずは初っぱなに・・・「基盤」って何?この手の書き方は「基板(Circuit board)」だろうが・・・
出版社なのにボキャブラーが乏しいですね・・・・
取付は冊子の通りですが、この部分も後々に配布されるジェネレータBOXの回路を勘案しながら
改造を予定しています。C62と同じだったらNGな事ばかりです。
(この部分だけで今回分の記事になるくらいの量になるので、書くのは控えることにします^^;)

後でLED基板を改造のため取出す事になると思いますので留意下さい。

さて本題に戻ります。
火室内ですが煙室内と同じ色に塗装した上でLED基板や火格子を取付ます。写真の通り囲った
部分が奥側となるので注意して下さい。
DSC09552.jpg
また火室へのLED基板の取付はどの向きでも構いません、冊子と逆向きに付いても問題ありま
せん。フライングでバックプレートとの取付紹介しますね、バックプレート底面の2ヶ所の
ネジ穴を利用しキャブ床を挟み込む形での取付と推測されます。
DSC09556.jpg

・52号のステーA,B,Cの取付
冊子の通りにステーを取付ます、既にあるキャブ本体の取付様を考えると、この部分の取付は
どう見ても接着です。
今後の冊子の説明を見ないと判りませんが、瞬間接着剤での接着はあり得ず、エポキシ接着剤
での接着と推測されます。それにしても強度的な部分に不安が残ります。
この部分は改造で半田付け加工でシッカリ固定する予定です。

・52号の床板ふちは後で取付る
53号を組むと判るのですが、52号の床ふちと53号の床板後が干渉し思う よう取付ません(個体
差かも知れませんが何となく、どれも干渉するかと想像します)ので、床を合体した後に取付る
事としますので冊子では取付指示となっていますがこの時点ではパスして下さい。
写真の通り僅かですが床とふちが干渉しています。ふち側をニッパやヤスリで0.5mm程短く
して床と干渉しないようにしてから取付て下さい。
前述の通り個体差があるので全てが干渉すると言う訳では無いとは思いますが、シックリいか
ないのであれば、ふちを短くすることをお勧めします。
話が前後しますが、まずは床板を仮組みして状態を確認してからとします。
DSC09563.jpg

・53号のステーD,E,Fの取付
この部分は冊子の通りに組んで行けば良いかと思いますが、使うビスは緩めにして取付て下さい
次の前後の床板の組付けが出来てから本締めします。

・床板の組付け
上記の通り、ビスは全て取り付けが完了するまでは緩めにして於いて、全てのビスが付いてから
位置合わせを行いつつビスを固定します。
なお、52号の床板ふちの取付具合を確認後再度取外ますので、ガッチリと本締めの必要はあり
ません。

・床板ふちの固定
まずは52号の床板ふちと53号の床板後の干渉具合を確認し、ふちの丈を調整してから床を分解
してからふちを冊子に従い取付る事にします。
ここの取付は床からの余り部分が均等になるように位置出しするのがポイントです、均等に位置
出し出来ると綺麗に納まります。(両サイドのAとB、CとD、EとFを同じ幅にします)
DSC09569A.jpg
DSC09570A.jpg
また、ふち自体も若干たわんでいます(特に53号の床板後ふち)から、たわみを修正してから
取付を行って下さい。(床板に並べるとたわんでいるのが判ります。)

ふちが床板から浮くかと思いますので、クリップで押さえ込んでから接着作業を行うと良いか
と思います。
DSC09648.jpg
DSC09649.jpg

・貧弱な固定方法
最も今回の組立で気になるのが床ふちです。冊子の取付方法だと簡単に取れて仕舞いますので
取付後にエポキシ接着剤で肉盛りをして下さい、場所的には写真の場所になります。
写真は施工前ですが、施工してしまうと後々の半田付けがしにくくなるので、ご了承下さい。
DSC09569B.jpg
DSC09570B.jpg

肉盛り補強後に再度床板を組直して今回の組立は終了です。床ふちは貧弱な取付なので今回の
肉盛りは是非行って下さい、後々で泣きを見る事になるかと想像します。
また床全体に通して言えますが、全体の組み付けが判った段階で床板の張り直しを含め半田付け
による改造を大がかりに行う必要があります。ビスレスと言うよりも空間埋め等の作業となり
そうです。
確かに複雑な形状なので模型化するのは大変でしょうからある程度の妥協は必要かとは思います
のでリアルさを求めるのであれば、止む無しと言う感じです。

と、言う事で。本日、これにて休工。

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take-y

 床のふち、やっぱり接着では不安ですよね(^_^;)
 それと、疑問だったのが前側と後ろ側の段差の左右の機関士助手席後ろ側にあたる部分が塞がれていないこと。実機ではここに穴が開いていなかったような気がします(空いていたら投炭の時き足を踏み外す危険があるかと(^_^;)) ただ、埋めるとすると網目板が必要ですよねどうしたもんかと(^_^;)
by take-y (2013-01-12 13:45) 

kinkin

>take-yさん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
キャブの床と言うかキャブ全体の組立は出来る事ならば半田付けで行って強度を
持たせたいですよね。
で、今日のアップいつもより遅いと思いませんでした?
実はキャブ床がらみ含め仮組で気になっていたので、今朝一番でD51516に会いに
行ってました^^;
そこで気になっていた部分確認してきたので、アップが遅れたと言う訳です。
今朝見に行った内容は水曜にでもご紹介しますね。
by kinkin (2013-01-12 14:25) 

Tom2

シャーロックホームズとワトソン博士の謎解きみたいですね。 水曜日を楽しみにしております。

多分、床の段差がありすぎるのでは? と言うか1段で無く2段なのでは?

c62の密閉キャブの製作方法を検討していますが、d51のキャブを使いながらc62のような構造を考えていました。
by Tom2 (2013-01-13 07:08) 

Tom2

間違えました。 c62でなく、c6120の密閉キャブの製作方法を検討しています。 床面の構造はc62と同じように考えていました。
by Tom2 (2013-01-13 07:11) 

kinkin

>Tom2さん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
これまでの調査で段数は1段なのですが、take-yさん言うように「この部分どうなって
いるのかな?」と言う事で調べに行った次第です、構造判ってきましたよ(?)
C61の密閉キャブは見た感じはC62と同じですが、ボイラー径がD51の方が小さい
のでキャブ前妻側の径違いによる隙間埋めが必須になりますね。
by kinkin (2013-01-13 07:42) 

david

LED基盤をどういう風に使うんだろう?興味津々。
by david (2013-01-13 10:06) 

kinkin

>davidさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
LED基板は、火室で燃えている石炭の火を表現しているんですよ。
C62の時は、10秒(ぐらいだったかな?)周期で火室の中にぼや~と光りだして
明るくなったかと思うと段々暗くなると言った光り方したんですよ。
(着きっぱなしやON/OFFでは無いです)
炎の強弱を表現しているんですが、難点は1周期の内、光っているのは1/3ぐらい
しかないんです、後は真っ暗(これおかしいですよね)、何で自分は多少は光るように
改造しましたけど^^;
by kinkin (2013-01-13 10:30) 

馬爺

結構細かい設計になっているんですね、釜の火まで再現されているとはね。
by 馬爺 (2013-01-13 11:22) 

kinkin

>馬爺さん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
そうですね、芸が細かいと言えば細かいのですけど・・・イマイチ追い込みが足らない
のですよ^^;
by kinkin (2013-01-13 12:06) 

YUTAじい

こんにちは。
コメントありがとうございます。
無事戻りました。
by YUTAじい (2013-01-13 16:42) 

kinkin

>YUTAじいさん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
退院おめでとうございます、また赤城の仕上げに取りかかることが出来ますね^^;
by kinkin (2013-01-13 16:50) 

SILENT

左義長荒れた天候が治まればいいのですが
by SILENT (2013-01-13 21:48) 

kinkin

>SILENTさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
既に雨が降っているようですね、夕方までに上がってくれると良いのですが。
by kinkin (2013-01-14 05:04) 

pandan

小さな穴がたくさん〜
混乱しそうです。
by pandan (2013-01-14 05:46) 

kinkin

>pandanさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
たくさん穴がありますが、冊子に従って組めば迷うこと無く組めるんですよ。
床板ふちの接着を除けば今回の作業15分程度で終わる作業なんですよ^^;
by kinkin (2013-01-14 06:59) 

まー坊

火室へのLED基板の取付・・・石炭が燃えている感じを再現させるのですね。
これって、外(台座辺り?)からスイッチを入れて覗き見るのですかね?
細かい演出ですねぇ^^;
by まー坊 (2013-01-14 10:55) 

kinkin

>まー坊さん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
C62はキャブの屋根が取れるようになっていて、キャブ内が見えるようになって
いましたから、同じように屋根は取れるかともいます、また、焚き口戸は開閉出来
ますからね・・・
で、操作は飾りの展示台にあるスイッチで行うんですよ、でもこの制御BOXが
動作がイマイチ何ですよ(T-T)
by kinkin (2013-01-14 11:09) 

david

石炭の火を表現しているのですか。
炎の色や瞬きなどリアルに表現させようとすると大変でしょうね。
by david (2013-01-15 10:10) 

kinkin

>davidさん
こんにちは、いつもご覧頂きありがとうございます。
DeAGOSTINIの物は単純に赤のLEDなのでイマイチですが、人によっては色々と
揺らぎや色などを変える改造をC62で行っている方が居ました、自分も色はC62では
変えています。
(2本の内のLEDをアンバー色に変えてオレンジっぽい色にしました)
by kinkin (2013-01-15 12:35) 

リキマルコ

細かい作業で肩こらないですか~(^ー^)料理でもしてリラックスしてくださいねo(*⌒O⌒)b
by リキマルコ (2013-01-15 22:14) 

kinkin

>リキマルコさん
おはようございます、いつもご覧頂きありがとうございます。
思いっきり肩凝っています、昨日の雪かきで・・・・^^;
冗談はさておき、お気遣いありがとうございます。料理とお風呂(バブ入れて)で
リラックスするのが日課ですよ・・・・・
by kinkin (2013-01-16 05:23) 

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